3歳の娘との面接交渉時に、元夫は2人きりで会うのが当たり前と言いますが、私は会わせたくありません。
はじめまして。
先月、離婚をして3歳の娘の親権は私にあります。昨日、元旦那が娘を1人で向こうの実家に連れていきたいと言ってきました。
離婚の原因は私にあります。元旦那も父親だから娘に会うことは仕方ないと思いますし、離婚時に紙に月1回は娘に会わせると書いて印鑑も押しました。
でも娘を育てるのは私の責任だと思ってます。預けて何かあったらどうしよもないと思っているので、私はまだ3歳の娘を1人で会わせるのは育てていく親として嫌です。
でも元旦那が2人きりで会うのが当たり前だと言ってきます。
法律的に2人きりで会わせなくてはいけませんか?
(質問no.235 お名前:岩田さん 愛知県)
面接交渉の内容は原則的に自由に取り決める事ができます。
岩田さん、はじめまして。サイト管理人の北条たかとです。
元旦那が娘を1人で向こうの実家に連れていきたいと言ってきました。
3歳の娘を1人で会わせるのは育てていく親として嫌です
法律的に2人きりで会わせなくてはいけませんか
ぶっきらぼうな回答に聞こえるかもしれませんが、それは原則的に当事者で決める事であり、そういう観点から言えば法律的にはどちらでも良いです。当事者間での取り決め次第と言う事になります。
離婚時に紙に月1回は娘に会わせると書いて
面接交渉に関しては、会わせる頻度だけでなく
- 時間、時間帯、期間(連泊等、何日間など)
- 会わせる場所
- 行事等の参加
- 同伴者の有無やその範囲
- 送迎方法やその有無
等、細かく決める事ができますし、トラブル防止の為にはある程度までは決めておいた方が良いでしょう。(特に時間)
法律的に2人きりで会わせなくてはいけませんか
会わせなくてはいけないと言うより、まず2人きりでの面接交渉が制限されるケースは、父親側に子供の福祉の観点から見て何らかの問題がある場合です。
既述の通り、まずは当事者間での話し合いで面接交渉の条件を決めますが、話し合いでまとまらない場合には家庭裁判所の調停、それでもうまくいかなければ審判と言う形で決定していく事になります。
しかし、その場合でも父親側に面接交渉を制限されるような事情が無ければ、2人きりで会わせる事に強硬に反対してもうまくはいかないでしょう。