小さな事でしつこく騒音の苦情をしてくる階下の住人を訴える事はできますか?

お世話になります。現在20階建てマンションの中層階に住んでいます。約1年半前の東日本大震災後あたりからですが、下の階の住人から騒音の苦情があがっています。下の階の住人は、60歳前後の夫婦です。

内容は、

  • ドスドスとやられてうるさい
  • 日中テレビの音も聞こえない
  • 就寝中に音で目が覚めてしまい眠ることができない

というものでした。

我が家も3歳になる子供がいる点、12時頃まで起きている事が多い点から、相手方に「もしかしたら家の子かも知れませんね。もしそうであれば、申し訳ありません。我が家 でも気をつけます」と、直接、私どもの部屋までいらっしゃった際にお話しました。

これがいけなかったのか、その後、数回に渡り、私どもの部屋に五月蝿いとの事で、乗り込んでこられました。時間帯は、夜の11時から12時30分で、物凄い勢いで部屋のドアを叩き、出て来いと叫んでおりました。

その後、警察を交え、22時以降は、極力音を出さないように努力するとしました。ところが最近になり、再び、以前にあったことと同様の事が発生しています。

その勢いは、ドアに凹みをつくり、立て付けをおかしくするほどです。

相手の主張は、私の家に乗り込み、家族に文句を言いたいとの事でしたが、我が家に入れて話をすると喧嘩になる勢いであったため、管理組合長に依頼し、立会いの下会議室で話し合いをする旨を申し入れましたが、受け入れてもらえませんでした。

その後、さらにエスカレートし、留守電には脅迫まがいのメッセージが何度も入れられ、

  • 外であったら、何をするかわからない
  • 家の旦那は何をするかわからないからね
  • 何回でも、毎朝昼晩と部屋のドアを叩きにいくからね

という内容を叫びながら登録されるほどです。これが、朝の6時から始まります。

相手方の旦那は、エントランスのインターフォンから私たちの部屋を呼び、いつでも監視しているんだぞと言わんばかりに威嚇してきます。

妻も、娘も、3歳の息子もおびえてしまい、インターフォンがなる、ドアの音が鳴るたびにビクビクし、息子は布団に隠れて、「こないで、こないで」と叫ぶ始末です。

仕方がなく、手もうちようがないため、購入したマンションですが、手放す決意をしました。現在、不動産屋に依頼をしています。

我が家の対策として、

  • 部屋中ウレタンマットを敷く
  • 家の中では走らないように常に言う
  • 静かに歩くように常に言う
  • 廊下にはウレタンマットの上に座布団を敷く
  • 寝室は、じゅうたんを2重に敷く
  • 畳部屋は、厚手のウレタンと布団を敷く

と対策を組んでいるのですが、一向に、苦情は鳴り止みません。

先日も、私が夕方から自宅にいた際ですが、もちろん、子供ですから時々歩くときに音が出ます。ドアをバタンと閉めてしまうこともあります。時々、おもちゃを蹴飛ばしてしまうこともあります。

しかし、これらは、生活している上でのエラー音であり、こちらとしても、あっ!っと思いますが、これをイチイチすべて苦情とされると、既に生活できないレベルになって しまいます。

この、あっという音も、激しい音ではなく、「こらっ!!静かにしなさい!」ではなく、「こぉぉぉら、シーだよ!」のレベルです。

もちろん、これが、断続的に、すなわち部屋の中で鬼ごっこなどをされるレベルなら苦情になるでしょうが、普通にトイレ、トイレと急いでトイレへ行った際でさえ苦情を言われるのは、私たちとしてもどうにもならないレベルです。

既に家庭内では、身動きが取れない状況です。ちょっとした物音にも敏感になり、たとえば、机の上に端をおく音さえ、叱責の対象となっています。

先ほども話をしましたが、分譲マンションであり、10年以内のもので、防音対策も厳しいほうの基準で作られています。もちろん、上からの物音は、私たちも聞こえますし、周りの住人や下の階の住人の両2件隣、すべてに対して聞き込みもしました。

すべてが音はするが、もちろん、気になるといわれれば気になるが、マンションのレベルでは、許容範囲内との話を伺いました。しかし、私たちの下の住人は、こちらの努力もむなしく、苦情を訴え続けています。

実際には、すべての住人、管理組合の話し、また、下の住人の主張を考える、また、状況を見ていると、どうしても、我が家だけの音のようにも思えないことが、特に最近、多く感じられてなります。

既に、出て行く決意をして、動いているのですが、どうしても納得がいかず、我々の生活が脅かされ、かつ、家を売ることによる損失も含めて、

  • 相手方を何かしらの形で訴えることができるか
  • 勝ち目はあるのか
  • 裁判をしたとしても結局、弁護士費用などで私どもが出費するだけで終わってしまうのか
  • ほかに策はあるのか

について、アドバイスを頂けると助かります。

証拠品

警察に届けた証明
電話の留守電
ドアを激しく叩いてる際のビデオ
部屋の対策写真
よろしくお願いします。

(質問no.711 12.12/02 お名前:木原さん 千葉県)



状況により刑事告訴をする事ができます。

木原さん、はじめまして。無料法律相談ネット・サイト管理人の北条たかとと申します。

相手方を何かしらの形で訴えることができるか

実際に騒音があるのかどうか、あるとしたらどの程度なのかは頂いたメールだけで判断できませんので、それ以外の部分のみご提示します。

何故なら、仮に相当程度の騒音が実際に発生していた場合でも、脅迫的な言動を取る事はできないからです。

まず、相手方の一連の言動により医者の診断書が取れる位の精神的な疾患(例えばうつ病や不安神経症等)や睡眠障害等を発症すれば、傷害罪での刑事告訴が可能となってきます。(過去にそうしたケースでの立件も実際にあります)

これはあくまでも刑事告訴ですので、訴える先は警察又は検察となり、基本的にはそうした準備も含めて弁護士さんに依頼されるべき事案となります。

次に相手方を直接訴える場合は、不法行為による慰謝料請求の為の訴訟となるでしょう。

この場合も相手方の言動により損害が発生している事の証明と、相手方の言動と損害との間に因果関係がある事の証明が必要となってきます。

勝ち目はあるのか

結局は立証次第ですので、現段階で頂いた内容だけでは判断できません。

裁判をしたとしても結局、弁護士費用などで私どもが出費するだけで終わってしまうのか

費用の面だけで見ればそうなる可能性は非常に高いと思われます。

ほかに策はあるのか

物理的に相手方の行動をストップさせる事はできませんので、どの程度の実効性が見込めるかは分かりませんが、弁護士さんや行政書士さんに依頼して通知書を送る事が考えられます。

警察に届けた証明

部屋の対策写真

これらはこちらから訴える際には特に意味を持ちません。相手から訴えられた場合に対策をきちんとしていた証拠として使うような形になるでしょう。

ドアを激しく叩いてる際のビデオ

電話の留守電

相手方から言動があった事を客観的に証明する必要がありますから、こうしたものが必要です。