離婚調停が不調に終わり困っています。今後どうすれば良いでしょうか?
はじめまして。第一回目の離婚調停(9月5日)が不調に終わり、困っております。まず夫婦の状況をご説明します。
結婚10年半、長男10歳、神奈川県在住ですが夫は長男のためいずれ実家のある奈良に永住予定。私は関東に永住希望。不動産はなく、賃貸マンションに居住。
夫の年収1000万円超、妻は450万円です。
離婚の直接の原因は夫の暴力で、蹴られビンタされ全治10日間のケガを負い(診断書有)、さらに本革のカバンも2つ破られました。暴力は毎日ではなく結婚10年半の間に5回程度です。
しかし一年のうち8ヶ月ほど無視される生活で、たまに口を開けば「主婦のなりそこない」「おまえは無能だ」などと罵ります。子の小さいうちは家庭を顧みませんでした。
このような状況で離婚調停に臨みましたが、驚いたことに相手は弁護士をつけていました。
相手の主張は「暴力については反省している。これから改める。離婚はしたくない」の一点ばりでした。
こちらは「養育費は10万円。これまでの夫婦の貯蓄は折半。損害賠償なし」ですが、このときは調停委員は「だんなさんも反省しているようだし、離婚は避けたほうが」と私を説得するばかりでした。
そこで私は「夫は5年前に浮気したことがある。シャワーを浴びているという女性からのメールを見た。
しかも当時は週に2日は朝3時帰りだった」と主張したところ、調停委員は「DVはたいしたことないが、浮気が原因なら話は別だ」となり、再度、夫と話したようですが、結果として夫は浮気などしてなく、当時の仕事が朝も夜もないものだったので同僚女性がシャワーを浴びに家に帰った状況だったとのこと。
つまり私は「浮気妄想の妻」と調停委員には思われてしまい、心象が悪くなってしまいました。
二回目の調停は10月17日です。ご相談したい内容は以下の通りです。
(1)調停委員にとって、DVは離婚原因としては軽いのか?
(2)暴力をふるっても、反省していれば、調停委員は夫のかたをもつものなのか?
(3)浮気を疑ったのは夫婦生活が年に1回あればいいほう、という寂しい状況だったためだが、これは離婚原因になるか?
(4)まだ法律的な話をする段階ではないが、弁護士がいたほうが調停は有利に進むのか?それはなぜか?
(5)「養育費10万円、貯蓄折半、損害賠償なし」という良心的な離婚条件を出してしまった私は、今後、この額を低くされる状況に追い込まれる可能性があるか?それとも、上記は一般的な条件なので額が低くされるおそれはないか?
(6)第一回目の調停では、「DVが原因で離婚したい」という申立に対し「反省している。離婚したくない」と言われ、調停委員としては、説得材料が「妻の離婚を思いとどまらせる」になったと思われる。
第二回目には夫を説得する材料を提示する必要があると考えている。例えば「妻が奈良に住まないなら離婚したほうがいい」「性の不一致があるなら離婚したほうがいい」「けんかしてる姿を子供に見せないほうがいいから離婚したほうがいい」等は、調停委員の説得材料を「離婚しないほうがいい」から「離婚したほうがいい」と向けさせることができるだろうか。
です。
弁護士としてのご経験から、調停委員に対してどのようにふるまえば、こちらの希望にかなう説得をしてもらえるのか、ご教示いただけませんでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
(質問no.664 12.09/14 お名前:小野さん 神奈川県)
弁護士さんに相談するというより、依頼すべき事案であると考えます。
弁護士としてのご経験から、
弁護士さんからの回答をご希望とのことですので、当サイト管理人からの回答はせず、取り急ぎ掲載のみ致します。