解約されたはずのトランクルーム会社から契約は続いているとの事で1年分の支払いの裁判を起こされました。
1年前にトランクルームの家賃を滞納してしまい貸主と管理会社から内容証明にて解約されました。
倉庫の中には物が入ったままでした。荷物は先方が処分すると内容証明にかいてありました。
しかし、今月になって管理会社から荷物がその後1年間入ったままだったので契約は続いているとのことで1年分の支払いをしてくれと簡易裁判を起こされてしまいました。
どうしていいか解からず誰に相談していいかもわかりません。
どうしても納得がいかないのですが。解約までの家賃は完納しております。
(質問no.150 お名前:山岸さん 東京都)
裁判を起こされている以上、裁判の場で主張をしていかなければいけません。
山岸さん、はじめまして。サイト管理人の北条たかとです。
内容証明にて解約されました。
荷物は先方が処分すると内容証明にかいてありました
内容証明郵便は送った側にとっても送られた側にとっても、特に当事者がどのような主張をしたかのという点において客観的な証拠になる文章です。
ですから、まずその内容証明郵便を持って既に契約は解約済みになっている事を主張しましょう。
契約は続いているとのことで1年分の支払いをしてくれと簡易裁判を起こされてしまいました
訴訟を起こされている時点で、それに対する反論も訴訟の場で行う必要があります。簡易裁判の場合は訴訟に使う書面も裁判所で雛形が用意されていますので、それを利用して書面を作ってしまいましょう。
どうしてもご自身でできない場合は、司法書士等に依頼すれば弁護士に比べ安く作ってくれます。
どうしていいか解からず誰に相談していいかもわかりません
訴訟手続きを誰かに任せたいのであれば、簡易裁判を代理人として受任できる「認定司法書士」と呼ばれる司法書士に相談、依頼するのが良いと考えます。
費用的な面でどうしても専門家に依頼できないのであれば、裁判所の窓口で基本的な書面の書き方等は教えてくれます。
どうしても納得がいかないのですが。
いずれにせよ裁判を起こされてしまっていますので、法律専門家に依頼するにせよ、自分自身で行うにせよ、裁判の場で自身の主張をしていきましょう。