母方の祖母の面倒をお願いした叔母(母の実兄の嫁)から援助を断られました。どうすれば良いでしょうか?




先日、一人暮らしをしている母方の祖母の家が台風の影響で半壊しました。

屋根や瓦など道路へ飛び出し二次被害の可能性もあるので家の前を通行止めにし、父と私で業者を呼び被害を防ぎました。

祖母の息子であり母の実兄(7年程前に他界)の家族が県外にいまして今回の状況と今後の対応や金銭面に関して相談したところ、叔母(母の実兄の嫁)としては実兄が他界した数年後に除籍をして戸籍上は他人になっているので法律上では支払う義務も面倒を見る責務もないと言っています。

しかし実兄の子に関しては孫にあたるので見舞金という形で金銭を出すとの事です。祖母は高年齢で判断ができない状況です。

そうなると、今後私の家に住むにしてもアパートや施設に入るにしても祖母の家を解体するにしても本来ならば実兄の子が主としてやるべき事ではないでしょうか?(修復は金額的にも難しいので解体の方がいいのではと思います)

立場というと嫌らしいかもしれませんが、私達がやらなければいけない事でないと思います。

法律上と言われてもよく分かりませんので、アドバイスいただけるとありがたいです。

長文で申し訳ございませんが、宜しくお願いします。

(質問no.462 12.04/25 お名前:石田さん 福井県)




法律上、義理の親の扶助義務はありません。

石田さん、はじめまして、無料法律相談ネット・サイト管理人の北条たかとと申します。

叔母(母の実兄の嫁)としては実兄が他界した数年後に除籍をして戸籍上は他人になっているので法律上では支払う義務も面倒を見る責務もないと

少なくとも、法律的にはその言い分は正しいです。

親の扶助義務に関しては、実子に努力義務(要は余力があれば、自己の生活を壊さない範囲で扶助する義務)があり、義理の親に関する扶助義務は無いと規定があるからです。

しかし実兄の子に関しては孫にあたるので見舞金という形で金銭を出すとの事です。

どういう形であれ金銭援助をしてもらえるならば、それを使えば良いと考えます。

実兄の子が主としてやるべき事ではないでしょうか?

扶助義務に関して言うならば実子が努力義務を負います。




私達がやらなければいけない事でないと思います。

相談者である石田さんは恐らく「お孫さん」だと思うのですが、私達、と言うよりは実子です。(勿論、石田さんご自身が扶助する事を妨げるものではありませんので、扶助されるのであればそれが良いと思います)

法律上と言われてもよく分かりませんので、

分かる必要があります。

既述の通り、法律上、義理の親の扶助義務はありませんので、張本人が明確に拒否している以上、強制はできないという事になるという事です。

立場というと嫌らしいかもしれませんが、

アドバイスいただけるとありがたいです。

立場上は実子が努力義務を負う以上、実子の方々(が何人いらっしゃるか分かりませんが)がそれぞれ金銭的援助をしあっていく以外には無いでしょう。