生命保険の転換契約トラブルの方向性、見込みを知りたい。




生命保険転換契約トラブル

・デメリットに関する説明が一切なかった(転換と告げられず)

・契約後に保険のしおり・約款を渡された。

「滅多に読む人はないです。給付金の請求まで必要ないので大事にしまっておいてください」と。「保険料は同じです、変わりません。保障内容も同じです。でも死亡保障があがります。こちらにはこれがつきます。」

その言葉通り、一見すると同じかそれ以上に見えるので不利な契約にさせられてることに気づくことなく時間が過ぎた。

特約の更新が近づき初めて、積立終身保険から、掛け捨ての保険に転換させられていたことが判明。

当時、

補助資料のみで説明された。
保険設計書は契約後に保険のしおりにはさんで渡された。
重要なお知らせも説明がなかった(通常なら契約内容の確認書をホッチキスで閉じるが)保険のしおりに挟んであった。被契約者側に<必ずお読みください>と書いてあるのを確認しなかった重過失があるが、
保険設計書すら事前に渡されていない。
保険会社は保険証券は預り証なしで持ち帰った。
健康に関する告知書の控えを渡されていない。
契約書を持ち帰ったときの書類お預かり票も渡されてない。
また通常、保険設計書というのは、表紙を除き、設計書部分は片面印刷なのだが、何故か私の資料だけ両面印刷。また紙面自体に不自然なスペース(空白)がある。(表が縮小されてる)

他人の保険設計書と比較しそのことがわかった。また、転換前の契約のほうが不利に見えるよう表示されていた。

・これまで納めた保険料はこちらに移されますので心配ないですよ、安心してください、と帰り際に言わた。適切な説明を受けていれば、転換などしなかった。

5年以上経過しているため、転換取り消し(無効)を主張するのは無理なのか?(原契約には戻せないのか?)

詐欺による契約無効はできないのか?掛け捨ての保険になっていたことは、今年わかった。

方向性、見込みを知りたい。

(質問no.623 12.08/12 お名前:いとうさん 兵庫県)




弁護士に依頼しても見込みは薄いと言わざるを得ない。

いとうさん、はじめまして。無料法律相談ネット・サイト管理人の北条たかとと申します。

方向性、見込みを知りたい。

まず前提として弁護士さんへ依頼し、その上での交渉や訴訟が必要となるでしょう。

勿論、必ずしも法律専門家への依頼が要件という訳ではありませんが、ご自身で交渉等を行う場合、直接か又は生保協会に苦情申し立てをするなどして交渉する事になります。

そうした場合の統計上の解決件数は年間で数件程度しかなく、それを考えると、弁護士さんに依頼した場合よりも更に見込みは薄くなると思われます。

詐欺による契約無効はできないのか?

主張する事自体は可能です。ただし、既述の通り、保険会社との交渉や訴訟での決着と言う事になり、主張の立証の点も考えなければいけません。

今現在手元にある資料を見てもらい、それでどの程度戦えるかを判断してもらう必要があると考えます。