１０日以内に２６６万円振り込むよう通知書が来ました。主人の主張は誰にも聞いてもらえないのですか？
以前「従業員と無理やり性交渉を持ちました。当然謝罪し、罪を償うべきですが、相手と話をすべきでしょうか？」で御相談しました富田です。
その後、相手のたてた弁護士さんに間に入っていただいて、お話をすることになりました。最初はその男性は「慰謝料などは求めていない。ただ反省してもらって、治療費だけ払ってほしい。」とおっしゃってました。
私たちもできるだけのことはとは思っていましたが、本日届いた通知書には治療費、交通費、休業損害、慰謝料、弁護士費用で１０日以内に２６６万円振り込むようにというものでした。
こちらも自己都合退職という名目で解雇され、現在収入もなく蓄えもありません。家賃も払えず、生活できないので実家に引っ越す用意をしているところです。
一括でしかも１０日以内になんて絶対無理なんです。この場合、どうしたらいいのでしょうか？
当日の出来事として、主人より聞いた話は以下の通りです。かなり酔っぱらっていたので曖昧な点もあるのですが。
就業後、従業員数人と店で飲酒。22時頃？お開きになり主人が先に店を出て、彼女と待ち合わせをし、送って帰る。 途中の公園で話をするが疲れと酔いで、ベンチで眠ってしまう。その間、彼女はビデオ屋へ行き、主人の鞄を持っていたので戻ってくる。 彼女に起こされ、ビデオ屋は？鞄持ってきた等会話していたが、無理やりズボンを脱がし行為に及ぶ。挿入するが、射精はせずホテルへ連れて行こうとする。
ホテルまで、彼女の自転車に二人乗りをして移動。ホテルの入り口まで行くが、お金がないので、ホテル近くのコンビニでお金を借りようとするが借りれず断念。 （彼女はコンビニの前で主人を待つ。）
自転車を押して、彼女の自宅まで送る。道中雑談している記憶あり自転車置き場でトイレを貸してほしいだのなんだのごねる。彼女の家で続きをやろうともちかける。彼女が嫌がったので、あきらめて帰る。
翌朝、出勤してきた彼女と会う。彼女の様子はいたって普通でおはようございますと挨拶していた。
彼女とは以前に２回飲んだことがある。一回目 会社で飲んだ後、彼女を送って帰り、自宅前で無理やりキス。主人が酔っぱらっているので、彼女が店まで送るというので再度路地裏に入ってキスをする。その後主人は路上で寝てしまう。
二回目 店から連絡し、彼女の自宅近くで待ち合わせ、公園で飲む。キスをして、胸をさわるなどするが最後まではいかず。。彼女を自宅近くまで送り、別れる。三回目、今回の件に至る。。
痣、怪我について。かなり酔っぱらっていたが、絶対に殴っていない。 痣は連れまわしているときに強く握ってつけてしまったかもしれない。
主人の言い分だけですが、このような感じです。確かに主人が悪いですが、彼女にも「少しくらい」の気持ちはあったように思えるのですが･･･主人の言い分はだれにも聞いてもらえないのですか？
（質問no.131 お名前：富田さん 大阪府 労働・セクハラ・パワハラカテゴリ）
当サイトからの回答
早い段階で弁護士に依頼すべき事案と考えます。
富田さん。サイト管理人の北条たかとです。
＞弁護士さんに間に入っていただいて、お話をすることになりました。
まず、「弁護士さんに間に入っていただいて」といった考えは止めた方が良いと考えます。この弁護士さんは相手側が依頼した、あくまでも相手側の利益の為に動く人間であり、中立の立場で間に入って話しをまとめる役割を担っている訳ではないからです。
＞最初はその男性は「慰謝料などは求めていない。ただ反省してもらって、治療費だけ払ってほしい。」とおっしゃっ
＞てました。
弁護士から「慰謝料取れる」と聞かされて、それならば請求してやろうと考えたのかもしれません。しかし、今回のケースでは慰謝料請求自体は不適切なものではなく、請求そのものは止むを得ないでしょう。
＞１０日以内に２６６万円振り込むようにというものでした。
＞一括でしかも１０日以内になんて絶対無理なんです。
相手方との交渉をご自身で行う事が出来ないのであれば、その為の専門家ですので、弁護士に依頼する事をお勧め致します。そもそも必ずしも一括で支払わなければいけない事などありませんから、これは交渉次第です。
＞現在収入もなく蓄えもありません。家賃も払えず、生活できないので実家に引っ越す用意をしているところです。
金銭的に弁護士への依頼が難しい方向けに、無料での法律相談制度や、費用分割で依頼を受けてくれる、費用の補助制度があります。（全国レベルでは法テラスという名前で運営されています）
そうした制度を利用して弁護士さんに依頼するか、実家のご両親に頼んで費用を貸してもらう等して、依頼されるのがベストであると考えます。
参考ページ
＞主人の言い分はだれにも聞いてもらえないのですか？
残念ですが、現状ではそうなります。相手方も、相手方の依頼した弁護士も、自身の主張をする為の交渉ですので、富田さん側の話を聞く必要（義務と言ってもいいかも知れません）はないからです。
ですから、金銭的に厳しいご事情はおありだとは思いますが、富田さん側の事情を斟酌して動いてくれる、富田さん側の弁護士を用意した上で、相手方と交渉をしていくのがベストだと考えます。
回答者 ： サイト管理人 北条たかと この回答者の詳細はこちらをクリック