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TOP分野別、無料の法律相談消費者問題カテゴリ不動産購入申込みのキャンセルの際、書面には未だ捺印はしていないのに違約金等がかかると言われました。

不動産購入申込みのキャンセルの際、書面には未だ捺印はしていないのに違約金等がかかると言われました。


不動産購入申込の解除についてのご相談です。下記が購入申込から解除までの経緯です。

街角で不動産アンケートに答えたことがきっかけで、一度アンケートを行っていた神奈川の不動産業者で不動産購入の説明をいただけることになりました。

話を聞いているうちに不動産購入をするべきだと思い、私の現状の収入でご提案いただけるならと不動産紹介を依頼しました。

1週間ほどでいい物件が見つかったとの連絡があり、一度対象物件を見てみることになりました。とてもいい物件で私も購入意欲が沸いたため、不動産業者の担当者の勧めで購入申込を行いました。

この際、印鑑を持っておりませんでしたが後の話がしやすくなるとのことで申込書・ローン申請書に著名だけ記しました。

しかし、その後親族に相談をしたところ不動産購入は時期早々と思いとどまり購入申込の解除の旨を申込翌日に電話連絡にて担当者に連絡しました。詳しく話をしたいとのことで後日不動産業者を訪れることになりましたが、その際に申込の解除には手付金や事務手数料等の費用がかかっているためペナルティが発生すると説明を受けました。

今回のご相談させていただきたいのは、

・契約成立しておらず申込のみでペナルティが発生するのかという点
・申込時に申込に際しての諸契約事項の説明がなかった点に対する業者不備の有無
・申込書への著名・捺印に関して著名のみで、捺印は保留になっている状態で当事者へ確認の連絡もなく手付金の先払い等の負担は当事者負担になるのかという点

こちらが依頼をいているので多少の負担は止む無しと思っているのですが、大きな額なのでなるべく負担を減らしたいと考えています。(明確な数字はまだ示されていませんが上限100万前半になるとのことです)

よろしくお願い致します。

(質問no.417 12.03/28 お名前:笹井さん 東京都  消費者問題カテゴリ


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当サイトからの回答

当サイトからの回答
捺印は契約成立の要件ではありません。



笹井さん、はじめまして。無料法律相談ネット・サイト管理人の北条たかとと申します。

複数の方面に相談に関する問い合わせを出していた為、回答掲載が遅れ申し訳ございません。


>印鑑を持っておりませんでしたが後の話がしやすくなるとのことで申込書・ローン申請書に著名だけ

厳密に言えば、これだけで契約は成立する事になります。ただし、慣習から言って手付金等の授受が成されて初めて「契約成立」とされています。


>申込の解除には手付金や事務手数料等の費用がかかっているためペナルティが発生

通常は、手付金の放棄での申込みのキャンセルという事になります。ですから今回、この業者がどの様な立場で関わっているのかが頂いた文面からではハッキリしません。

例えば、今回の業者が不動産の売主であった場合、手付けを支払ってもらうのがこの業者ですから、媒介か何かだとは推測できるのですが。

そもそも、手付金自体が支払われていない状況ですので、この業者の主張は通りません。記入した申込書で詳細を判断するしかないでしょう。


>明確な数字はまだ示されていませんが上限100万前半になるとのことです

明確な数字を提示しない点もおかしいです。違約金と主張する以上、そうした額は事前に契約で定めるからです。

こうした諸々の事を判断するに違約金の支払いの必要は無いと判断しますが、各方面に照会しましたが、実際の書面を見てみないと詳細には判断できないとの事、実際にはどのような契約をしたかが(業者がどのような立場で関わっているのか)が不明瞭な為、一度、弁護士さんや司法書士さんに書面を見てもらい、業者に対しての内容証明を作成してもらうのが良いでしょう。


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回答者 : サイト管理人 北条たかと  この回答者の詳細はこちらをクリック



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