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契約書に記載のあったウォシュレットが付いていなかった事に気づきました。その分、家賃が減額されますか?


この度、3年間住んだアパートを退去することになりました。

ふと、契約書を確認するとこの部屋はウォシュレットトイレ付となっていました。ですが、現在の部屋にウォシュレットは付いていません。

確かに、部屋探しをしていた時の希望項目のひとつには入れていたのですが、実際はそこまで気にしていなかったので今のウォシュレット無しのトイレでそのまま過ごしていました。

もっと以前に気づけば、取付けてもらえたのかもしれませんが、部屋を出るタイミングで気づいてしまった場合、例えば、さかのぼって家賃をその分減額してもらうことなどはできるのでしょうか・・・?

(質問no.194 お名前:朝倉さん 北海道  消費者問題カテゴリ


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当サイトからの回答

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今回のケースではされないでしょう。



朝倉さん、はじめまして。サイト管理人の北条たかとです。


>在の部屋にウォシュレットは付いていません。

契約書や説明書面に記載があると思われますが、賃貸物件は契約時の現況優先となります。ですから、契約をした段階で、その内容での賃貸契約となります。


>もっと以前に気づけば、取付けてもらえたのかもしれませんが、

勿論、その可能性はあったでしょうが、他に引き合いがあれば現況の設備で賃貸できる人と契約する等の事も良くあります。


>例えば、さかのぼって家賃をその分減額してもらうことなどはできるのでしょうか・

契約時の現況の内容での賃貸契約となりますので、できないと考えられます。

又、消費者を保護する為の法律・消費者契約法にも「消費者は、消費者契約を締結するに際しては、事業者から提供された情報を活用し、消費者の権利義務その他の消費者契約の内容について理解するよう努めるものとする。」(消費者契約法第3条第2項)とあり、そうした努力を怠っていたという観点から見ても保護されるのは難しいでしょう。

しかしながら、とりあえず言ってみる分には良いでしょう。(それで拒否されればすんなりと引き下がれば良いだけですので、とりあえず1度主張するだけならばそれ程のマイナスにはならないと考えます)

重複しますが、今回のケースでは減額の可能性はかなり低いと考えますが、とりあえず主張するに事よって、もし不動産業者さんが幾らかでも引いてくれればそれに越した事はありません。


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