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上司によるパワハラがきつくなっており、どういった解決策があるのかと悩んでいます。


現在中小企業に転職し一年になります。

今年にはいって、上司によるパワハラがきつくなっており転職あるいは環境改善の方法がないか悩んでいます。

まず9−17:30まで勤務時間にみなし残業手当が2万5千円の契約にたいし、実際平均22時-24ころまでサービス残業の間接的強要や休日にもかかわらずボランティア出勤を促してくる始末です。

さらに、言動的にも上司より死ね・ぼけ・まぬけなどの言葉を度々あびせてきたり、わき腹をなぐってきたり考えられない始末です。

このままでは精神的、肉体的に健康的に仕事ができません。

ただ来月出産予定の妻もいますし、簡単に退職できない上、今の景気を考えるとすぐに転職は難しいので、どういった解決策があるのかと悩んでいます。

あるいは、父親として育児休暇をなんとかして取り、その間に就職活動をすることは難しいのかとも考えています。

(質問no.41 お名前:安部さん 大阪府  労働・セクハラ・パワハラカテゴリ


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当サイトからの回答

当サイトからの回答
今後どうしたいかで方法を選べます。



安部さん、はじめまして。サイト管理人の北条たかとです。


>上司によるパワハラがきつくなっており
>どういった解決策があるのかと悩んでいます。

労働トラブルの場合、今後職場に留まりたいのか、それとも法的な解決策のみで良いのか、又は何に対して対処したいのかにより異なってきて、慰謝料を請求する為の訴訟、刑事罰を求める為の告訴、労働局のあっせん制度、労働組合に入っての交渉が挙げられます。

現実問題として、民事訴訟や刑事告訴した場合は、残念ながらその後会社にいられる可能性は低くなります。

今後も会社にいたい場合は、訴訟よりも厚生労働省管轄の個別労働紛争解決制度(その中でも、紛争調整委員会によるあっせん)をオススメします。(これは労働局が行う話し合いのようなものです)


>実際平均22時-24ころまでサービス残業の間接的強要や休日にもかかわらずボランティア出勤を促してくる
>始末です。

残業代の支払いに関しても個別に訴訟を起こす事はできますが、そうではなく、労働基準監督署に通報し、残業代支払いの勧告を行ってもらう事もできます。

ただし、労働基準監督署への通報は匿名ではほぼ効果が無い為、実際には実名を出す事や通報内容を裏付ける証拠が必要になりますので、安部さん個人で全てを行うには少しハードルが高いですので、同様の状況に置かれている方を何人か集めるのが良いでしょう。


>上司より死ね・ぼけ・まぬけなどの言葉を度々あびせてきたり、わき腹をなぐってきたり考えられない始末です。

これは典型的なパワーハラスメントです。これについても、今後職場でどうしたいかで、訴訟に持ち込むか紛争調整委員会によるあっせんを申し込むか、対処法を選択する必要があります。


>すぐに転職は難しいので、どういった解決策があるのかと悩んでいます。

今後、短期間的にでも同じ職場にいるという事を想定するならば、やはり紛争調整委員会によるあっせんが良いのではと考えます。(ただし、あくまでも話し合いで強制力は無い為、相手方が話し合いを拒否してきた場合等は訴訟を検討する必要が出てきます)


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回答者 : サイト管理人 北条たかと  この回答者の詳細はこちらをクリック



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