手取り額で10万程の給与減額を理由とした転職は「自己都合」扱いになるのでしょうか?
退職金のことでお伺いします。
現在在職中なのですが、今の会社の就業規則の中に、「自己都合による退職の場合、10分の8を支給する」となっています。
会社が業績不振を理由に、手取り額で10万ほどの給与減額をしてきました。(もちろん賞与もなしです)
この減額により生活を維持していくのが困難になった為、転職を考えているのですが、それでも「自己都合」扱いになり、10分の8の支給額しかもらえないのでしょうか?
すでに退職した人が、退職日当日に言われ、結局その人はなにも言わずに退職してしまいましたが、実際問題として、減給が原因で退職するのに「自己都合」といわれても納得できないのですが、この場合どうなのでしょうか?
(質問no.117 お名前:渡辺さん 千葉県 労働・セクハラ・パワハラカテゴリ)
当サイトからの回答
減額された額だけでは判断できません。
渡辺さん、はじめまして。サイト管理人の北条たかとです。
>業績不振を理由に、手取り額で10万ほどの給与減額をしてきました
>減額により生活を維持していくのが困難になった為、転職を考えているのですが
>それでも「自己都合」扱いになり、
給与額が従前の額の85%未満に低下し(又はすることになった)為に退職をしようと思った場合は、会社都合の退職になります。
>業績不振を理由に、手取り額で10万ほどの給与減額をしてきました
ですので、減額された額が10万円というだけでは判断できません。10万円の減額が、15%以上の減額率であれば、会社都合の退職を主張できる事になります。
>実際問題として、減給が原因で退職するのに「自己都合」といわれても納得できないのですが、
既述の通り、減額率が15%を越えるかどうかを計算した上でご判断下さい。15%を超えた減額率であれば会社都合の退職として認められます。
回答者 : サイト管理人 北条たかと この回答者の詳細はこちらをクリック