夫婦で居酒屋を開業し、2年間無報酬で働いています。月に3〜5万円位は欲しいのですが。
平成21年6月に夫婦で居酒屋を開業しました。店の代表は、女房になっております。
現在のところ、お蔭様で、結構に盛業です。私も家業だからと思い、2年間黙って頑張っています。
朝は10時前後に起床し、店の清掃をして、その日の買い出し、午後5時30分に開店して、0時〜翌1時2時まで働いています。
開業当時に、明確な約束をしていた訳ではありませんが、2年間無報酬で働いています。
数日前に、私から「少し、小遣い程度くれても良いのではないか。」と、女房に申しましたところ、女房が言うには、「借り入れをして始めた上に、税金とか色々支払いがあるから、そんな余裕は無い。」とのことでした。
私は毎日15〜16時間働いて、月に3〜5万円くらいは欲しいと思っています。
何か、良い方法はありませんでしょうか。
(質問no.95 お名前:長谷さん 福岡県 労働・セクハラ・パワハラカテゴリ)
当サイトからの回答
従業員には給与を支払う義務がありますが・・・。
長谷さん、はじめまして。サイト管理人の北条たかとです。
>店の代表は、女房になっております。
>開業当時に、明確な約束をしていた訳ではありませんが
個人事業という事でしょうか?特に家族で自営業を行う場合はこういった事が多いのですが、法人での事業であれ、自営業であれ、従業員には給与を支払わなければいけません。
>開業当時に、明確な約束をしていた訳ではありませんが
それならば、今後給与体系をどうしていくかを当事者で話し合うべきです。
>何か、良い方法はありませんでしょうか
法律的な観点から言えば、労働基準法違反であり、従業員が労働基準監督署に通報すれば、明確な是正が入る事案です。しかし、今回、ご夫婦で事業をやられており、今後の事を考えると、こうした方法は取らない方が良いでしょう。
ご夫婦でやられているので、あまり硬く考えず、まずは、帳簿を見せてもらう等して、本当に支払いが出来ないのかを確認し(恐らく幾らかの支払いは可能であると考えますので)、その上で毎月の給与を決めていけば良いと考えます。
>少し、小遣い程度くれても良いのではないか。
>月に3〜5万円くらいは欲しいと思っています。
また、これが本当に夫婦間で交わされる「毎月のお小遣い」のお話であるならば、尚更、法律や良い方法といった事ではなく、夫婦間でよく話し合って決めて頂く事であると考えます。
その為には、(大変なのは重々承知の上ですが)長谷さん自身がお店の財務状況を把握し、「借り入れをして始めた上に、税金とか色々支払いがあるから、そんな余裕は無い。」とのことでした。」という奥様の言葉が本当なのかどうか等を判断し、ある程度対等に金銭の話ができるようにしなければいけません。
回答者 : サイト管理人 北条たかと この回答者の詳細はこちらをクリック