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協議離婚する事になりましたが財産分与の仕方でもめてます。逆に妻に対して慰謝料請求は出来ますか?


協議離婚することになったのですが財産分与の仕方でもめてます。

離婚はお互いの気持ちのすれ違いで妻から離婚を要求され納得できない状態で仕方なく協議離婚することになりました。

共働きで婚姻生活は10年になります。去年マンションを購入しました。頭金1,000万円残り3,000万円住宅ローンです。マンションは自分がそのままローン返済しながら住むことと、妻に対し慰謝料は払わないでいいという条件で、頭金の半分500万円と、妻の親から買って貰ったエアコンや電化製品を持っていくと言ってます。

貯金は妻が500万円で自分が400万円です。妻は貯金については触れず、お互いそのままでということです。

結論からすると、妻の要求は、離婚と頭金の半分500万円と、親に買ってもらった動産です。

頭金の返済は、半分の500万円でなければならないのでしょうか。二人で貯めた財産で払ったのは確かですが、収入の差や、今後のローン返済や生活を考えると減額できないのでしょうか。

家具や電化製品については妻の言い分も分かるが婚姻中に親に買ってもらった物を自分の物とかではなく二人の物であるので、均等に分け合うべきだと思うのですが。

どうしても500万円払わなければならないなら、納得できない私としては、離婚を要求された上、私自身自殺しようとするまでに追い込まれ、ローン返済で生活が厳しくなる私としては、逆に妻に対して慰謝料を請求することが出来るのでしょうか。

(質問no.46 お名前:小櫻さん 沖縄県  離婚・不倫の法律相談カテゴリ


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当サイトからの回答

当サイトからの回答
慰謝料請求は難しい。納得できないなら調停や裁判を。



小櫻さん、はじめまして。サイト管理人の北条です。


>協議離婚することになったのですが財産分与の仕方でもめてます

協議離婚というのはあくまでも当事者間の話し合いで離婚の条件を決める離婚方法です。ですから、その際の協議で内容や条件に納得できない場合は協議離婚をせず、調停に持ち込む事が必要です。(勿論、持ち込まなければいけないという義務ではなく、権利ですので、調停をしたくないのであればそれでも結構です)


>マンションは自分がそのままローン返済しながら住むことと、
>離婚と頭金の半分500万円と、

この内容自体は協議離婚の内容としてはごくごく普通のもので特に問題はありません。


>頭金の返済は、半分の500万円でなければならないのでしょうか。

これは当事者間で自由に決められる内容で、こうしなければいけないという決まりはありません。ですから、先述の通り、納得できないのであれば小櫻さんが納得できる条件を提示して協議を続けるか、協議離婚ではなく調停に持ち込むべきです。


>収入の差や、今後のローン返済や生活を考えると減額できないのでしょうか。

この内容を奥さんに提示すれば良いのです。協議離婚とは、何も相手の条件をすんなり飲んで離婚する事ではありません。


>妻の親から買って貰ったエアコンや電化製品を持っていくと言ってます。
>妻の要求は、離婚と頭金の半分500万円と、親に買ってもらった動産です。
>婚姻中に親に買ってもらった物を自分の物とかではなく二人の物であるので、均等に分け合うべきだと思うので
>すが。

婚姻中に取得したものでも、どちらか一方の名義で買った物等は特有財産といって財産分与の対象にはなりません。

ですから、奥さんの親御さんが娘さんに買い与えたといったような事情があれば、それらは2人のものではなく、奥さんの特有財産という事になる可能性もあります。


>親に買ってもらった物を自分の物とかではなく二人の物であるので、均等に分け合うべきだと思うのですが。

なので、原則的に、日常生活でお互いが使うような物は共有財産となるのですが、上記の様な特殊な事情があれば(又は奥さんの親御さんから「娘に買い与えた物をあなたが勝手に使っていただけだ」と主張されたら)2人のものとならない場合もあります。そうなれば「均等に分け合うべき」という主張は難しいです。


>離婚はお互いの気持ちのすれ違いで妻から離婚を要求され
>妻に対し慰謝料は払わないでいいという条件で、

いわゆる「性格の不一致」に該当するような離婚の場合、そもそも慰謝料は発生してきません。


>納得できない私としては、
>逆に妻に対して慰謝料を請求することが

まず、離婚の理由が慰謝料請求が発生する内容のものではありませんし、納得できない事を理由に慰謝料請求をする事もできません。

ですから、今回のように何もかもが納得できない場合であれば、協議離婚ではなく、調停離婚をすべきなのです。(調停とは裁判所を間に入れた話し合いです。尚、調停でも当事者間で合意できない場合は裁判を通じての離婚となります)


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回答者 : サイト管理人 北条たかと  この回答者の詳細はこちらをクリック



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