弁護士の平均費用、報酬の統計グラフ『総合編』
法律相談の料金
相談料金の統計内訳
¥10,000・・・・・・・・・・・59.0%
¥5,000・・・・・・・・・・・・35.1%
¥その他(無料を含む)・・3.8%
¥20,000・・・・・・・・・・・3.0%
¥30,000・・・・・・・・・・・0.6%
この統計グラフでは、弁護士の1時間あたりの法律相談料金は幾らかという質問に対しての答えをまとめたものです。
この内、いわゆる「無料での法律相談」は3.8%程度しかありませんが、この統計は一般的な法律相談の場合に対する回答ですので、特定分野の場合(特に借金関係が顕著)の法律相談の無料化はこの数字よりも跳ね上がります。
内容証明郵便の作成料金
内容証明郵便作成料金の統計内訳
¥30,000・・・・・・・・・・・45.8%
¥20,000・・・・・・・・・・・17.7%
¥50,000・・・・・・・・・・・16.2%
¥10,000・・・・・・・・・・・12.7%
¥その他・・・・・・・・・・・・・7.5%
内容証明郵便とは、弁護士などの法律専門家が依頼を受けた際などに相手方に送付する法律文書の事で(ただし、あくまでも事実関係を証明したりするもので、一部の使い方を除き、この文書のみで法律的な権利義務関係が発生したり、確定したりする事はありません)
実際、示談交渉や訴訟手続きをする前には必ずといって良いほど作成し、法律家への相談後、もし依頼する場合には「まずは内容証明を」という位出てくる確率か高い法律書類です。
内容証明は提出する際、通常の郵便代金に幾らかプラスされる為、郵便代だけでも最低¥1,220かかり、書面が1枚増えるごとに+¥250になります。(当然、報酬も枚数が増えるごとにプラスになるでしょう)
ですので、この統計に出てくる料金は最低料金としてみておいた方がいいでしょう。
料金計算がタイムチャージ制か否か
タイムチャージ制の統計内訳
¥10,000・・・・・・・・・・・45.5%
¥20,000・・・・・・・・・・・20.3%
¥30,000・・・・・・・・・・・9.5%
¥5,000・・・・・・・・・・・・9.5%
¥その他・・・・・・・・・・・・・9.5%
¥40,000・・・・・・・・・・・3.5%
¥50,000・・・・・・・・・・・2.2%
渉外業務などの処理を相談、依頼する場合、ほとんどの事務所が1件当たり幾らという事案ごとの計算ではなく、その事案を処理するのにどのくらいの時間がかかったか?という判断のタイムチャージ制を取ります。
この統計グラフでは、1時間あたりに発生するタイム料金の統計です。
タイムチャージ制とは
タイムチャージ制とは、時間で区切り、その時間ごとに料金が加算されていくシステムです。法律相談の場合などは既に時間制がほとんどの法律家に導入されていますが、実際の事案の処理の場合にもタイムチャージを導入する事務所が渉外事務所を中心に多くあります。