交通事故編・弁護士の平均費用、報酬の統計グラフ
このグラフは弁護士さんに交通事故の事案の処理をお願いした場合にかかる料金をまとめたものです。このページで言う事案の処理というのは、訴訟手続きは含まず、内容証明等、書類の作成を含む示談交渉手続き全般を指します。
交通事故の依頼を弁護士にした場合の着手金
料金の統計内訳
￥３００，０００・・・・・・・・・・・・４８．３％
￥２００，０００・・・・・・・・・・・・１７．４％
￥５００，０００・・・・・・・・・・・・１５．２％
￥４００，０００・・・・・・・・・・・・１４．７％
￥その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・２．８％
￥６００，０００・・・・・・・・・・・・・１．３％
￥７００，０００・・・・・・・・・・・・・０．２％
交通事故の事案は、大小様々、本当に多岐に渡り、統計を出してもあまり意味が無いかもしれませんが、示談交渉を依頼するにあたり、最低でも￥２００，０００〜￥３００，０００程度はかかる事がお分かり頂けると思います。
又、「その他」に関してですが、これは恐らく着手金としては取らず、慰謝料からの成功報酬制を取っている等、特殊なケースである事が分かります。（いずれにせよ、そうしたパターンはごくわずかだという事です。借金問題等と比べると興味深いですね）
交通事故の依頼を弁護士にした場合の報酬金
料金の統計内訳
￥５００，０００・・・・・・・・・・・・３７．６％
￥７００，０００・・・・・・・・・・・・１９．０％
￥６００，０００・・・・・・・・・・・・１５．５％
￥１，０００，０００・・・・・・・・・１２．０％
￥８００，０００・・・・・・・・・・・・１１．６％
￥その他・・・・・・・・・・・・・・・・・３．０％
￥９００，０００・・・・・・・・・・・・・１．３％
この場合の報酬金とは、いわゆる成功報酬です。実際に依頼者が手にした慰謝料等の金額の合計の何％という形で計算する場合がほとんどです。
問題はこのパーセンテージですが、個々までの割合は公表されている資料の中には出てきませんでした。ただし、どんなに高額の部類に入る場合でも１０％程度が妥当といわれています。そしてこの割合は、請求する慰謝料金額が高額になればなるほど下がっていくのが一般的な弁護士事務所の方針です。
ですから、仮に￥５００，０００が１０％で計算した報酬だとすると、依頼者の元に元々入ってくる金額としては￥５，０００，０００という事になります。