建物解体の工事で、隣地のビルが壊れ工事等が止まってしまいました。どう対応すれば良いですか?




築20年鉄骨2Fの建物を相続し解体をして土地を売却しようとしています。

隣地に築40年以上の貸しビルがあり(全部未入居)境界杭も2点あります。がこちらも境界沿いに建物も基礎があり、両境界にコンクリートが打ってあります。

隣地所有者は購入して1年未満で、こちらは父親他界にてどちらが以前に施工したかは、不明です。

工事開始めに隣地ビル管理会社に連絡して、境界や状況を立会いのもと確認してもらい、所有者の代理人として第三者も着ていました。

その時にどちらの所有かはわからないから、少しコンクート壊してから判断すると言われ、工事業者は言われたまま進めました。

後日、代理人に現地にて確認してもらいました。残りのコンクリートも取っていいと言われました。その後、ビルの所有者がきて、何も聞いていないと言われビルの壁にコンクリートの後が残り、一部ビルの鉄骨が見えています。

業者が補修をしますと、伝えると何も言わないですし。

すごく、怒っています。

書面など、一切なく、工事は止まって今後どうすればいいのですか?

(質問no.527 12.05/30 お名前:川隅さん 岐阜県)




代理人を専任して相手方の同意を。

川隅さん、はじめまして。無料法律相談ネット・サイト管理人の北条たかとと申します。

ビルの所有者がきて、何も聞いていないと言われビルの壁にコンクリートの後が残り、一部ビルの鉄骨が見えています。

業者が補修をしますと、伝えると何も言わないですし。

当事者での交渉が進まなくなった場合、弁護士さん等の法律専門家を代理人として専任し、相手方との交渉を依頼する必要があります。

書面など、一切なく、工事は止まって今後どうすればいいのですか?

その上で、当事者間での現状の事実関係の把握と、相手方の同意を取り、それを書面にまとめた上で工事を進めていくのが良いでしょう。