電話での無料法律相談

無料での電話法律相談を実施している事務所は徐々に増えてきている




残念ながら、現在においては無料での電話法律相談は主流ではありません。

しかし、少しではあるのですが、無料で電話相談に乗ってくれる弁護士事務所はありますし、個人的な感覚ではそういった事務所は増えつつあります。

ただし、無料での相談ですので、ほとんどの事務所で相談時間が約10分~30分程度に限定されてしまう為、事前に相談内容をまとめておく必要があります。

又、相談内容が複雑な場合などは電話相談では回答をもらえない事がありますので、その点は事前に了承の上で電話をかけましょうね。



相談時にやってはいけない事
案外多いのですが、電話をして自分の名前も名乗らず、いきなり相談内容を話し始める人間がいます。

これは絶対にNG!

(ただし、匿名での電話相談が可能な事務所もありますので、名前すら言いたくない場合は、そういった事務所を選びましょうね)

基本的には、相談に乗ってもらうわけですから、必ず名前や都道府県レベルの簡単な住所、位は言うべきでしょう。

その上で、あらかじめまとめておいた内容を話すのがベストだと思いますよ。

ここまで読んで、そんな事は常識だろ!と、お怒りのあなた。そう、常識なんです。。

でもね、それができない人も結構いらっしゃるんですよね~。。。

現在の電話無料相談に多い傾向

やはり、相談内容が限定される事も多い
これは無料の法律相談である以上やむを得ないんでしょうね。。

法律事務所は基本的には相談料や依頼報酬で収益を上げなければいけませんから何でもかんでも無料でという訳にはいかないのが常識でしょう。

あなたがお困りの事案が相談の対象になっている場合はいいですが、相談の対象外になっている場合は、電話での相談を諦めてメールでの無料相談や自治体での相談会に行くことを検討する必要があります。

相談回数や時間が制限される
この点も無料である事を考えれば仕方がない点です。

(ただ、個人的には今後こういった制限が徐々になくなってくると予想していますが。。)

既に述べている通り、相談時間に関しては長くても30分、回数は初回相談のみというスタイルが主流を占めます。



電話相談のデメリット

実際に電話で相談をしてみると実感されると思いますが、案外、相談内容が弁護士に伝わりにくい点が挙げられます。

例えば、友達と電話をしていても会話のタイミングがうまく合わない時ってありますよね?

普段多く接している友達ですらタイミングが合わない事があるのですから、顔を会わせた事すらなく話すのも初めてな弁護士と会話のタイミングが合わないのはある意味当然です。

会話のタイミングがあわない以上、内容もうまく伝える事ができませんから、相談が消化不良になってしまい、本当に効きたいポイントを逃してしまう恐れも多いのです。

(これはあまりに複雑な相談内容が電話相談では断られる原因の一端でもあります)

相談時間に制限がある事がそれに拍車をかけている事も否めませんね。。

したがって、重複しますが、こういった点からも事前に相談内容をまとめておく事は重要なんですね!