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TOP分野別、無料の法律相談離婚・不倫カテゴリ元夫が再婚を理由に養育費減額を求めてきました。減額をしても、状況により元の額に戻す事は可能ですか?

元夫が再婚を理由に養育費減額を求めてきました。減額をしても、状況により元の額に戻す事は可能ですか?


養育費についておたずねします。

7年前に相手の浮気が原因で離婚し二人の子供を育てていますがこのたび前夫からの養育費(二人で6万)の減額要求がありました。

理由としては再婚・子供が増えたこと・転職です。前夫は全額支払う気持ちはあるものの現妻が6万は多いから4万にしたいと言うそうです。

現妻は6万が妥当な金額かどうか調停をしたいとも言っています。

このような場合どのくらいが妥当な金額になるのでしょうか。

また、調停をして減額されても定期的な見直しで元の額に戻してもらえる事はできるのでしょうか。お願いします。

私→前年度所得約250万・子供9歳と11歳
前夫→前年度所得約550万・妻専業主婦・子供3歳と5歳

○離婚時に養育費の念書は交わしてはいますが公正なものではありません。

○3年前に一次払いをしたいとの申し出があり断ったもののしつこく言われたので3年分は払い済みでこの時も念書は交わしています。

今回はその3年が過ぎたので再開してほしいと連絡したところ上記のこととなりました。

(質問no.531 12.06/01 お名前:まえださん 広島県  離婚・不倫の法律相談カテゴリ


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当サイトからの回答

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可能ですが、調停をお勧めします。



まえださん、はじめまして。無料法律相談ネット・サイト管理人の北条たかとと申します。


>養育費(二人で6万)の減額要求がありました。
>このような場合どのくらいが妥当な金額になるのでしょうか。

2人で月額6万円の養育費は金額的な相場としては妥当ではあります。(統計上の相場としては6〜8万円ですので、相場の中では少ない方に分類されるでしょう)

ただし、気をつけなければいけないのは相場的な判断から妥当だと思われる金額だとしても、それが常に認められる訳ではないという点です。

一番優先されるのが平均的な相場額よりも個々の事情だからです。


>前夫は全額支払う気持ちはあるものの現妻が6万は多いから4万にしたいと言うそうです。

「多いから」という単純な理由では認められませんが、減額請求が認められる理由としては、今回のケースの様に再婚を理由とした経済状態の変化も含まれますので、最終的に金額を幾らにするかは別として要求自体は受け入れて協議する必要があるでしょう。


>現妻は6万が妥当な金額かどうか調停をしたいとも言っています。
>このような場合どのくらいが妥当な金額になるのでしょうか。

減額の話し合いに関して様式は決められていませんが、当事者間で金額が折り合わなければ必然的に調停や審判となります。

今回の場合は、元の金額が多い訳でもないので、調停で話を進めた方が良いでしょう。

相手の経済状態の変化がどの程度かにも寄りますが、極力、下げ幅0に近くなる様、求めていきましょう。


>離婚時に養育費の念書は交わしてはいますが公正なものではありません。

公正証書にしていなくとも契約としては有効です。デメリットとして養育費の不払いがあった際に手続きが面倒という事はあります。


>調停をして減額されても定期的な見直しで元の額に戻してもらえる事はできるのでしょうか。

可能です。その場合、増額の要求をする事になります。

要求が認められる場合としては、お子さんの進学で負担が増えた、病気怪我等で治療費が必要になった、監護権者の収入が減少した等です。

減額されたことによって、養育費が日常的に足りないという事(が想定される場合)であれば、そもそも減額に関して認めないよう主張していきましょう。


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回答者 : サイト管理人 北条たかと  この回答者の詳細はこちらをクリック



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